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てぃくる 996 役に立たない誘導灯 [てぃくる]


「普通さあ、誘導灯って、飛行機の進路に沿って並ぶもんじゃないの?」
「しゃあないだろ。俺らに並ぶっていう概念がないんだから」

「航空機事故のもとになるんちゃうの?」
「事故らないよ」

「どして?」
「俺らの灯りは昼にしか見えないから」

「灯りの意味ないね」
「飛行機には、ね。俺らには意味あるんだからそれでいいじゃん

「そっか」
「んだ」


tos.jpg

 一筋の飛行機雲の下。
 トサミズキの無数の誘導灯がぶら下がっています。

 誰を誘導しているのかはわかりませんが、飛行機は誘導に従わなかったみたいですね。
 少なくともわたしというおっさん一人は誘導したみたいですが、なんか迷惑顔をされた気がします。

 ふん。ほっといてんか。




  土佐水木 灯りは昼に限ると云ふ






Guiding Light by Foy Vance



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てぃくる 995 バターを濡らしてはいけない [てぃくる]


「バターを濡らしてはいけないんだよ」
「どうして?」
「バターがバターらしくなくなっちゃうからさ」

「バターはバターらしくなくちゃいけないの?」
「さあ。それはバター次第だと思うけど。でも、あたしはバターらしい方が好きかな」
「ふうん。濡れたくらいでバターらしくなくなるとは思えないけどなあ」

「そうかい? バターは泣いたり、汗をかいたり、水泳をしたりしないだろ」
「うん。だって、バターだもん」
「でもね、濡れるとそいつはバターでなくなろうとするんだ。何をどうしたってバターなのにさ」



btc.jpg


 晴れても雨の日でも、ヒメリュウキンカの黄色は映えます。でも、晴れている日の方がよく輝くかな。ヒメリュウキンカの英名はフィグ・バターカップ。確かに、質感がそんな感じですね。
 バターを濡らす是非はともかく。バター以上にカメラを濡らしたくないので、晴れた日にまた、ね。




  金箔を貼り重ねゐるきんぽうげ






福寿草 by Dazbee



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てぃくる 994 連れ星 [てぃくる]


小さな星は

一つだと見つけてもらえない

だから

たくさん寄り集まって

連れ星になる


kyu.jpg
(キュウリグサ)



連れ星になって

初めてわかる

連れ星の中だと

どれが僕かわからない


それで

いいのかな?






 キュウリグサの小さな花。ものすごくいっぱい咲いているんですが、小さな花ゆえにあまり見てもらえません。これだけ集まっても地味なのですから、ましてやその一つでしかないのなら。

 たくさんの花の中の一つになった今。自分はどこにいるのかなと。

 太陽を仰ぎ見る、この頃です。




  霞目によく似合うよとかすみそう






風になる by Dazbee



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てぃくる 993 全然似てない [てぃくる]


「なあ。俺、すっごく悩んでるんだ」
「なにに?」

「俺、全然似てないんだよ」
「親に?」

「勝手に騒動のもとを作り出すな!」
「ちぇ。つまらん」

「そうじゃないって。名前に」
「おまえに名前なんてあったのか」

「ひでえ。そこまで言うか」
「ちょー地味じゃん」

「まあ、そうだけどさ。でも、地味でも名前と外見くらい一致してないと、ますます埋没するからよ」
「ふむ」

「俺は雀には似てないし、槍も持ってない。ひどいと思わん?」
「やたらに毛深いから、ケダラケグサがよかったか?」

「ううん。今のでいい」
「だったら悩むな! ぼけっ!」



sz.jpg




(^^;;





 ということで、かわいそうなスズメノヤリです。ぱっと見にはイネ科植物のような印象を受けますが、イグサ科。珍しい植物ではなく、ありふれた雑草です。でも、スズメノカタビラなどのイネ科雑草、ヒメクグやカヤツリグサといったカヤツリグサ科雑草といっしょくたにされているような。
 多年草ですが、どんどん生え広がる草ではありません。丈が低いのですぐ他の草の下生えになってしまい、生き残るだけで精一杯ということなのでしょう。

 ちなみに、名前についている槍は戦闘用の槍ではなく、大名行列の奴が持つ毛槍のこと。もけもけのついたお飾りですね。確かに、花の様子は毛槍によく似ています。それならスズメノケヤリにすればよかったのにと思うのですが。和名命名者のセンスはかーなり微妙ですからねえ。(^^;;





  雛去って殿来るまでの春うらら






Spear Of Justice(Folk Version) by Ian Fontova



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ちょっといっぷく その223 [付記]

 いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 完全にお弁当を食べ切って、すっからかんになってしまいました。ということで、次話が書けるまでは本編完全休眠、てぃくるのみということになります。とほほ。

◇ ◇ ◇

 文化祭前の第112話。どうにも辛気臭いですね。
 溜め込んだストレスをどかあんと晴らす格好の舞台だった文化祭。一年の時も二年の時もいろいろありましたが、いっきはこれでもかと主人公である自分を楽しみ切ったんです。

 その主人公の位置を自ら降りてしまったこと。プロジェクトを発展的に受け渡したいという強い思いゆえとは言え、自らが主人公として輝くために高校生活を送ってきたいっきにとっては痛恨のミステイクでした。そして、今更失敗をぶつくさこぼしても始まらないんです。

 でも。結局後輩に愚痴ってしまいましたね。

 わたしに言わせれば、そんなもんです。くっきりしたピークがあれば、そのピーク以外はエネルギー値が下がるんですから。そして、高校のピークイコール人生のピークではありません。だからこそ会長が言ったんですよ。「もうアルバムに貼ったら」ってね。それは、次のピークを目指して足を送りなさいというエールなんですけどね。
 いっきにとっては、ここまでの高校生活があまりに充実しすぎていたんです。

 でも。山を越え、谷を上り、ここまで辿り着いたのは当然の結果ではありません。幸運、不運、失敗、トライ、試行錯誤……いろいろあっての今なんです。これまでの二年半がどうだったのかを振り返って確かめるのは、通り過ぎてからでないとできないんですよ。

 さあ。いっきにとって、泣いても笑っても最後の文化祭が来ます。いっきは何を心に刻むでしょうか……ってところで一段落ですね。

◇ ◇ ◇

 ということで、五年以上ふん詰まっている文化祭編を今年前半でなんとかクリアしようと思います。一、二年生より濃い内容になることはありません。いっき主体で動く部分が全くありませんから。
 その代わり、いっきがこれまでになく客観的に自分と学校、友人たち、後輩たちを見る二日間になると思います。



◇ ◇ ◇


 昨年度までのてぃくるは順次noteに移動させています。
 note移植分のてぃくるは、こちらでご覧いただけます。

 note:マガジン『てぃくる』


◇ ◇ ◇


 定番化させるつもりでコマーシャル。

 アメブロの本館で十年以上にわたって書き続けて来た掌編シリーズ『えとわ』を電子書籍にして、アマゾンで公開しました。第1集だけ300円。残りは一集400円です。最新作は第26、27集です。第28集も今年前半に出版する予定です。
 kindke unlimitedを契約されている方は、全集無料でご覧いただけます。






◇ ◇ ◇

 ということで、しばらくてぃくるでしのぎます。ご容赦ください。


 ご意見、ご感想、お気づきの点などございましたら、気軽にコメントしてくださいませ。

 でわでわ。(^^)/



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(コナスビ)



「赤っ恥かかされたんだって?」
「いや、単に寒くて赤くなっただけ」

「赤の他人だって、ナスビに言われたんだろ?」
「実際、赤の他人だし」


(^^;;



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三年生編 第112話(5) [小説]

モニュメントを背に、アプローチを見つめる。
真っ直ぐではなく揺れ動くように配置された行雲流水型の
鋪道。
人の流れは水盤に集められ、水盤から先は果てがなくなる。

「出ていくではなく、飛び立つ……か。滑走路なんですね」

「まあ、そういう見方もできるな。多分、わたしもそうな
る」

先生が目を細めて中庭の向こうを見つめた。

「ちぇ。ここは拾うのが楽だったのになあ」

なるほど、そういうことか。
えびちゃんと中沢先生。同期だから赴任してからの期間が
同じ。結婚もほぼ同じタイミングになった。
妊娠、出産のタイミングが重なるからどちらかが動かされ
るだろう。先生は前にそう言っていたんだ。
動くのが……先生の方になるってことだね。

鈴ちゃんたちがバージョンスリーを考える時に、一つハー
ドルが増えたかも。
でも、鈴ちゃんが顧問をどうするかで思い悩むことはない
だろう。
それは、鈴ちゃんだけの仕事じゃないから。

束ねられた花束は少しずつ解けていく。
それは……新しい花束を作るためにどうしても避けて通れ
ない。
いろんなことを記憶に刻む学園祭になりそうだ。

「じゃあ、僕は帰ります」

「御園さんによろしく」

「へいへい」



zac.jpg
今日の花:ザクロソウTrigastrotheca stricta


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てぃくる 992 明暗 [てぃくる]


全き葉なら その下は暗い

欠けているから 光が通る



sds.jpg


欠けた分だけ 明るくなる

でも

全部欠けたら 僕がなくなる





 普通の葉だと影に変化がありません。明るいか暗いか、ですね。その分、意識は葉そのものにしか向きません。
 でも、病葉になると一転、影がとてもおもしろくなります。画像の葉もいろいろと置き場所を変え、葉の欠け落ちた部分からどのように光が通り、どのように影が落ちるのかを堪能しました。

 葉が朽ちて原型が保てなくなると、影遊びもおしまいに。
 新葉が透過光の明暗を作り出すまでは一休み、です。





  落椿 翳りてもなお紅を差す






Broken Shadow by Karen Elson




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三年生編 第112話(4) [小説]

横山くんと話している間に、少しずつもやもやが固まって
きた。
なくなったんじゃなく、どかせない塊として固まった。

くすぶってしまったエネルギーが使えないことを後悔する
んじゃなく、それを次にどう使うかを考えろ。
会長の「もうアルバムに貼ったら」というのは、そういう
ことなんだろう。
中庭に直接エネルギーを注ぐ機会はもうないんだ。
それなら、どうすればいい? 

「さて、と。鈴ちゃんも言ってたと思うけど、プロジェク
トってのは形がないんだ。こうしたいああしたいっていう
たくさんのエネルギーを集めて、こんちくしょうってそい
つらと喧嘩しているうちにだんだん庭の形ができてく。型
とかマニュアルがないの」

「うん」

「そういうのが合う子も合わない子もいる。あまりかっち
かちにプラマイ考えないで、入ったり抜けたりしてみて。
プロジェクトは出入りを拘束しないから」

ちょっと考え込んでいた横山くんが、わずかに頷いた。

「そうします」

「それとね」

「うす」

「自分が小さいってのをネガに考えないでね」

「え?」

そこも誤解されてるんだよなー。はあ。

「ぼっちの僕は小さかった。何もできなかったんだ。だか
ら出来る子にいっぱい手伝ってもらったの。僕が大きかっ
たら、庭は再生しなかった。校長に睨まれてたからね」

「う……はあ」

「いんだよ。できることなんか少しで。それよか、目一杯
楽しんでくれた方がいい。楽しいと、その次を考えられ
る。プロジェクトってのは、楽しさ探しの場所の一つに過
ぎないんだ。で、自分が小さいほど楽しさ探しをしやすい
の」

足元にぽよぽよ生えてる草を指差す。

「それ、ザクロソウっていうんだけど、ものっそ小さくて
細っこい草でね。雑草抜く時に見落とすから、どうしても
残っちゃう。でも、裏返せば小さくて目立たないから抜か
れないってことでしょ?」

「あ……」

「小さい方が、生えられる場所がいっぱいあるんだ。そん
なもんだと思うよ」

◇ ◇ ◇

僕もそうだったけど、一年の時は三年生が神様に見えた。
自分が小さくて無力に見えたんだ。

でも、三年の僕が大きく立派になったか?
いや……大して変わらない。
プロジェクトリーダーという立場を降りた今、特にそう思
う。小さいなあって。

でも、大きければいいということも、小さいからダメだと
いうことでもないんだ。
大小それぞれの立場でできることがあり、そうすることで
自分を満たせればいい。
足りなければ大きくすればいいし、持て余すようなら小さ
くすればいい。

そして……則弘さんが勘違いしてるみたいにずっと小さい
ままではいられないし、引退した伯母さんのようにずっと
大きいままでもいられないんだ。

それなら。
僕は最後の学園祭で、自分の大きさを考えることにしよう。
誰かのためじゃない。僕自身のためだ。
これまでと、今と、これからの、自分の大きさを考える。

うーん、こんな辛気臭いことを考えながらお祭りに行くや
つが他にいるんだろうか。
苦笑しながら、モニュメントの柱をぽんぽんと叩く。

お? 誰か来たな。ああ、中沢先生か。
元気のない横山くんを見て、気になったんだろな。

「なんだ、工藤くんか」

「あれ? ひーちゃんじゃありませんか」

「その呼び方はやめろおおおおっ!」

いじられてもだえている中沢先生をにやにやしながら見て
いたら、先生がふっと振り返った。

「拾い損ねたか」

「ああ、彼ね」

「フォローしてくれたの?」

「フォローしてほしいのは僕の方ですよ。僕だって同じだ
よって言っただけです」

「なるほどね」



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三年生編 第112話(3) [小説]

マイ剪定鋏を取り出して、植え込みの徒長枝を整えていく。
ぱちんぱちんという小気味いい音が、静まり返っていた中
庭に弾け飛ぶ。

もうお祭りは目前だ。
お祭りを盛り上げる熱を今から起こすのは無理。
でも、だからと言ってこのまま冷めてしまいたくはない。
つまらないと思ってしまう気持ちを摘み取るように、しば
らく剪定に集中していた。

「おや?」

背後に人の気配がして、ふっと振り返った。
中庭に入ってきたのは小柄な男子生徒。一年生だろうか。
見るからにつまらなそうだ。
さっきまでの自分も他の子からあんな風に見えたのかなあ
と思うと、げんなりする。

男の子は、むすっと黙り込んだままベンチにどすんと腰を
下ろし、そのまま顔を伏せた。
どう見ても、はみってる感じだなあ。

「ちわー」

声をかけた。

「あ、工藤先輩」

「え? 僕を知ってるの?」

「あ、部員です。横山です」

そっか。部員だったのか。

「ごめんね。一年生の部員はすごく多いし、さみだれ式に
入ってきたから、なかなか名前把握できなくて」

「いや……いいっす。はあ……」

見るからにおとなしそうな子だ。
男子部員は少ないからすごく目立つし重宝されると思うん
だけど、女子のハイパワーに付き合い切れてない感じがす
る。ちょっと先回りしようか。

「横山くんは、部活がなんかしっくり来ないと思ってる。
違う?」

「……」

しばらく黙っていた横山くんが、ぼそっと答えた。

「部活じゃなく、ここに……高校に合ってない気がするん
です」

「ふうん。ぽんいちにってこと?」

「いや……高校っていうもの自体に」

「ああ、わかる」

「そうすか?」

あんたは全力でエンジョイしてるじゃないか。
そういう疑念と批判のこもった暗い返事だった。

「僕だってそうさ。何も期待してなかったからね。ここだ
けじゃなく、自分の未来にも」

「……」

「誰も、何もしてくれない。それが中坊の僕だったし、そ
の気質はあんまり変わってないかな」

「……信じられないっす」

「ははは。嘘なんか言ったってしょうがないよ。実際、そ
れが元でさっきまでがっくり落ち込んでたし」

「え?」

今度は、僕が頭を抱え込んででかい溜息をつく。

「はああっ。大失敗したんだ。何もしてくれないなら、自
分でやるっきゃない。そこまではよかった。で、ハード
ガーデンプロジェクトの活動を軌道に乗せるまでは全力で
突っ走った」

「……」

「ただ、鈴ちゃんたちに引き継ぐ時、ちゃんと自立させよ
うと思って全部手を放しちゃったんだ。始めたのが僕なん
だから、僕は最後までやる! 出発点がエゴだったんだか
ら、最後までエゴを通せばよかったんだ。でも……」

左手に握り込んでいた切り枝を植え込みの下に突っ込む。
枝はゴミじゃない。
ちゃんと分解して、植物の役に立つはず。

でも、それは外から見た人の考えなんだ。
切り捨てられた枝は必ず抗議するだろう。
あんたになんの権限があって、俺たちをどかすんだって。

切り捨てられた枝は、切り捨てた人に文句を言える。
でも、加害者と被害者が同じだったら?

「自分から主人公の位置を降りてしまった。それは誰のせ
いにもできない。馬鹿みたいだ」

顔を上げた横山くんが、じっと僕の顔を見ている。

「わかんない……もんすね」

「そ。でも、割り切るしかないよ。黙ってても、ここには
三年しかいられないんだ。それなら、中坊の時の後悔を
しょうこりもなく繰り返したくないなー」

「後悔、すか」

「うん。何もできなかっただけじゃなく、何もしなかった。
そういう後悔」



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てぃくる 991 食べ方が汚い [てぃくる]


「いやあ、確かに食われてなんぼではあるんだけどさ。もうちょっときれいに食えないのかね」
「なんか、齧ってみただけって感じだよな」
「中途半端に食べ跡残されると、まずいって感じ百パーセント増量になっちまうじゃん」
「実際、まずいし」
「自分で言うなっ!」



aok.jpg


「それにしても、食べかけってのは見た目もよくないよなあ」
「齧られなくても、最初からよくないよ」
「自虐ネタ、さんくす」
「だいじょぶだー。最後にはなんとかなる」
「どこから来るんだ? その自信」
「俺からー」
「なんの根拠にも足しにもならんな。ちゃんと最後まで、きれいに、食ってくれええっ!」



◇ ◇ ◇




 それなりに食べではありそうに見えるアオキの果実ですが、なかなか減りません。味がうんぬんより、タネばかりで果肉がほとんどないってのが原因のような気もしますけどね。齧ったあとが残っているのも、そういうことじゃないかと。あかーん、これ食うとこなーい……みたいな。(笑

 それでも少しずつ実の数が減り、最後はなくなります。しかたなく食べる鳥や動物がいるということかと。ちなみに、画像の個体は葉に散り斑が見えます。園芸用の品種の子孫ですから、どこかの庭から鳥がタネを運んだのでしょう。

 まずくても。食べるところが少なくても。ちゃんと運んでもらえるという証拠が、散り斑でわかります。





  春になれば花も財布もほころばむ






Bad Attitude by Honeymoon Suite




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