ちょっといっぷく その１９７

　いつもお読みいただき、ありがとうございます。

　猛暑の夏も少し盛りを過ぎましたかね。まだ残暑が厳しいですが、少しずつ秋の装いを漂わせ始めました。

　本編を休止して、てぃくるでしのいで来たんですが、二話だけ進めることにいたします。
# 在庫ゼロが目前。ううう。(^^;;

◇　◇　◇

　三年生編の後半。夏休みが明けてからは大きな波乱はないものの、小さなごたごたがいつもいっきの身辺を騒がせていました。弓削さんのこともそうですし、また従姉の日和ちゃんのこともそうです。

　面倒見のいいいっきとはいえ、受験生です。一般入試での合格を目指していますから、余計なことに思考を散らしている余裕はないわけで。ちょこちょことサジェスチョンは与えているものの、自ら主導して解決に導くという形にはしていません。

　でも、悪いことばかりではありません。光輪さんのところや会長のところに赤ちゃんが生まれて、賑やかになっているわけで。正のエネルギーはきちんと活かしたいところ。

　そういう背景があって、次の第９８、９９話につながります。一つはとてもいい話、もう一つはあまり喜ばしくない話です。でも、どちらも時の流れを印象付けるエピソードになっています。

　てぃくるをはさみながら、一ヶ月ほどかけてお届けしてまいります。

◇　◇　◇

　本館の掌編集『えとわ』は、在庫全て、全２４集の電子書籍化と刊行が完了しました。
　今後も５０編経過するごとに新たに一集発刊する形にいたします。
　半年から一年に一冊発刊ですから、今後はのんびり作業ができます。

　長い間停滞が続いているここ別館も、少しずつ手を入れていくことにしましょう。

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　ご意見、ご感想、お気づきの点などございましたら、気軽にコメントしてくださいませ。

　でわでわ。(^^)/

（センダンの未熟果）

「今年は果物全般、ばか高いらしいな」
「せやから、わいらみたいな果物泥棒が出るわけや。うっしっし」
「ああ、でも。こいつはとって食ったらあかんで」
「なんでや？」
「あの世行きや」


　(^^;;


　センダンの果実は有毒です。誤食すると命に関わることもありますので、ご注意を。
　苦いので、口にする物好きはおらんと思いますが。(^^;;