てぃくる 1126 こぼすんじゃない! [てぃくる]
てぃくる 1125 不公平 [てぃくる]
てぃくる 1124 最低最悪の豚野郎 [てぃくる]
「いや、そこまで罵られるいわれはないと思うんだけど……」
確かに、群生するときれいなんですけどねえ。
こいつらの厄介さは、タンポポの比じゃないので。
ブタナ
花はタンポポによく似ていますが、茎が途中で枝分かれし、一つの茎に多数の花をつけます。大株になると一株で五十以上の花をつけることも珍しくありません。日当たりのいい芝地が大好きなので、芝生を管理されている方々には蛇蝎のごとく嫌われています。
タンポポほど根が深く張らないので抜去は難しくないんですが、なにせ数が多いのがなあ。種子の発芽率も高く、ちぎれた根片からも再生しますので、減らすのは至難の業。市街では、セイヨウタンポポより、こいつの方が多くなった印象が強いです。
強害雑草であっても、利用価値が高ければまだ可愛げがあるんですが。食用にはできるものの苦みが強く、喜んで口にするものではないですね。
豚が喜んで食べるので『豚菜』だそうで。
こいつを根絶するには豚を放し飼いするしかないのか……。
ぶひ。
若葉散る 恋も半端に終わりけり
Piggly Wiggly by Buddy Brown
てぃくる 1123 エゴ [てぃくる]
「俺たち、そんなにわがままかなあ」
「協調性はある方だよね」
「エゴの塊みたいな見方をされるのは納得行かんぞ!」
「かと言え、今から名前変えられるのはなあ」
「めんどくさいよね」
「しゃあない。エゴでいいや。ちょっとレゴとかロゴみたいなハイソ感あるし」
「それ、ハイソかあ?」
「エゴイズム、上等じゃん! ぶいぶい言わそうぜ!」
「エコツーリズムと勘違いされそう」
……と。全然話がまとまっていかないところは、確かにエゴかもしれません。(笑
でもね。エゴノキのエゴはエゴイズムのエゴじゃありません。えぐい(えごい)が転じてのエゴです。果皮にサポニンを大量に含むエゴノキの実は、毒流し漁などに使われていました。
えぐいのは果皮だけなので、硬い殻に守られている胚珠は鳥などが喜んで食べます。もっとも、釣り餌になる虫(ちしゃ虫 エゴヒゲナガゾウムシの幼虫)が入っていることが多いので、殻を割る労力に実入りが見合わないかもしれません。(^^;;
えごのきの花散り果てて雨の帷(とばり)
Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜 by Egoist
えごのきの花散り果てて雨の帷(とばり)
Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜 by Egoist
てぃくる 1122 パブかカフェか [てぃくる]
「俺は酔っ払うからパブだ」
「あたしは優雅にお茶を飲みたいからカフェよ」
のんべ派とおしゃれ派で意見が分かれているようですが。
ともあれ、オオカナメモチの花は虫たちに大人気です。
図体も態度もでかいのはハナムグリたちですね。行動がどうにも酔っ払いそのものに見えます。
蜂や蝿、虻などはどっかり居座って管を巻くというより、場所を転々と変えていきますので、おいしい店探しに勤しむマダムという感じ。
これだけ虫たちに人気があれば、さぞかし繁盛(結実)すると思うでしょ? これがねえ、ちっとも実にならないんです。大赤字もいいとこでしょう。
オオカナメモチのパブやカフェが閉店する頃には、季節はもう梅雨。それまでは、陽光眩しいテラス席でしっかり楽しむことにいたしましょう。
切り花に蜂迷いきて項垂れる
Buzzle Bee Ride by Cero
てぃくる 1121 サイレン [てぃくる]
てぃくる 1120 ジャンクションは嫌いだ [てぃくる]
「なんかさあ、高速道路のジャクションて、標識がどんなに親切に指示してても、ナビが音声案内してくれても、苦手なんだよなあ。構造が複雑すぎ」
「俺もそう思う。なんか選択間違えたらどこに連れてかれるかわからない恐怖っていうか」
「だよなあ。もうちょいわかりやすく設計してくれよって思う」
気持ちはよーくわかるけど
だからって
高速道路に停車するなあっ!
(^^;;
だからって
高速道路に停車するなあっ!
(^^;;
確かに上下左右前後にごっちゃごちゃ状態ではあるんですが。
強風で折れて積み重なったクスノキの枝にびっしりキクラゲが生えてました。
キクラゲはとりつく木をあまり選ばないようで、材が腐りにくいはずのクスノキからも平気でにょきにょき出てきます。そいつらが樟脳臭いかどうかは、食べてみたことがないのでわかりません。(笑
青嵐 若人よりも遠慮せず
Up The Junction by They Might Be Giants
オリジナルはスクイーズです。