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ちょっといっぷく その193 [付記]


 いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 身動きできない状況なので、その分執筆に時間が取れそうなものなんですが、なかなか……。
 それでも、三話ほど前に進めます。細切れアップになりますが、そこはご容赦ください。

◇ ◇ ◇

 いっきの夏休みが終わり、受験生はこれからが追い込み本番になる九月。その初旬の話を三つお届けします。

 前話までの流れですが、新学期開始早々に安楽校長から刺激的なアナウンスが二つもたらされました。一つはいっきがこれまで心血を注いできたプロジェクトが高校ガーデニングコンテストで審査員特別賞を受賞するという名誉。プロジェクトメンバーが、喜びで弾けます。
 しかし同時に。夏休みの間に補導者が続出し、大量の処分者が出る事態も同時発生。プロジェクトメンバーにも補導者が出て、いっきと現執行部、顧問の中沢先生はそのフォローに走り回ることになりました。
 悲喜が入り混じる混沌の中、高校生活の残り時間は刻一刻と少なくなっていきます。

 そして、これからの三話。学園祭の話、そしていっきプライベートの部分で、巴伯母さんがケアをしている弓削さんと、どつぼっているいっきのまたいとこ斎藤日和ちゃんに絡んだ話になります。
 一年の時のいっきなら、どちらのケースも体を張って走り回ったでしょう。でも今のいっきは、将来を見越して自分の課題を最優先でこなさなければなりません。その辺りの、いっきの身の置き方に絡んだ微妙な展開になります。

 てぃくるをちょこちょこ挟みながら、一ヶ月ほどかけてお届けしてまいります。

◇ ◇ ◇

 ここに来て、コロナ絡みでまとまった時間が取れるようになりました。新規に執筆するにはぴったりの条件になるんですが、あえて過去作の改稿に踏み出そうと思っています。

 基本的に書いて出しにはしない方針をずっと貫いているんですが、書き終わった直後に何度見直してもなかなかあらが見えてこないんですよね。初期作をゼロから見直すなら、今が一番いいんじゃないかなあと。

 まあ、ぼちぼちやります。こちらの本編の続きを書くのは、ますます遅れそうです。とほほ。

◇ ◇ ◇

 ご意見、ご感想、お気づきの点などございましたら、気軽にコメントしてくださいませ。

 でわでわ。(^^)/



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(ヤグルマギク)



花屋の店先だけが花畑になる

私はそんな世界に住みたくないが

都市の花は誇らしげに胸を張るのだ

「咲ける場所があれば、そこが天国よ」



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