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てぃくる 1097 筆を立てる [てぃくる]


どれほど筆を振るっても
墨を含まねば字は書けぬ

だが
墨で汚すにはあまりに惜しい青空じゃ

されば
一時筆を立てようぞ

何をどのように書くか
想を練りながら




met.jpg

 二月も後半。
 暖冬予想が当たって、ぽかぽか陽気が続いていますね。
 寒さの苦手なわたしにはありがたいのですが、反動が夏に出なければいいなと。昨夏の猛暑は心底堪えましたので。

 それと。季節外れのぽかぽかは生物季節を狂わせます。気のせいか、メタセコイアの冬芽も心なしか膨らんできたような。おいおいそれはあまりに気が早いぞと、慌てて突っ込んでみたり。

 寒いなら寒いなりに。
 暖かいなら暖かいなりに。
 いろいろありますな……。





  春の雨 墨の匂いを漂わせ






Calligraphy by Grant West & Lilly Mae Stover



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コメント 2

JUNKO

鮮やかな青。確かになにものにも汚されたくないです。
by JUNKO (2024-02-22 19:21) 

水円 岳

>JUNKOさん

コメントありがとうございます。(^^)

冬晴れ。寒いですけど、こういうきんと澄んだ
青空を見上げることができるのは僥倖だなあと。(^^)

by 水円 岳 (2024-02-23 23:39) 

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