ちょっといっぷく その１７８ [付記]
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お弁当休暇中なんですが、元号が変わるタイミングで思わ
ぬアクシデントが発生しました。
お弁当休暇が、年単位の長期になるかもしれません。
−＝＊＝−
離れて暮らしている高齢の母は一人暮らしではありますが、
同じマンションに妹夫婦が住んでおり、妹が通って生活の
サポートをしています。
母は、数年前に脳梗塞で倒れました。
脳幹部に起こった非常に危険な梗塞であったにも関わらず、
なんとか日常生活に戻れて心底ほっとしたんですが。
その頃から急激に運動能力が落ちたなあと危惧していまし
た。
それも単なる老化のせいではなく、脳疾患の影響じゃない
かな、と。
パーキンソン病を患った伯母がいるので、なんとなく嫌な
予感がしていたんです。
三月末に様子を見に行った時にはよたよたがひどくなって
いたので、「絶対に無理をしないように」と何度も言い聞
かせてきたんですが。
運動障害だけでなく認知症もかなり進行していて、短期記
憶がほとんど壊滅状態でした。
俊敏に歩けないので遠くには行けないものの、無意識に外
出する、いわゆる徘徊がたびたびあったようです。
帰阪後に妹からその話を聞かされてどうすべかと相談して
いる時に、またもやいつの間にか外に出て転倒。
左膝と左手首を骨折してしまいました。
辛うじて手術は回避できたもののしばらくは絶対安静で、
しかも本人は家に帰るの一点張り。
世話をしている妹も、ケアマネさんと急ぎ今後の方針を話
し合わなければ保たない状況になっています。
わたしは仕事があるので、そうそう帰れません。
その分、妹と密に連絡を取り合って、これから起こりうる
ことに備えていかなければなりません。
記憶を失うのではなく、記憶を返す。白紙に戻していく。
認知症と言いますが、いずれは全てを無に返すんです。
その順番が前後するだけ。
全ての返却が終わった時に、長い間お疲れ様でしたと労い
の言葉で送れるよう、まずは自分の感情の波風を鎮めよう
と思っています。
−＝＊＝−
元号が改まった祝賀ムードに水を差すような話題で、申し
訳ありません。
ですが現実は、さじ加減で落としどころを変えられるフィ
クションのようなわけには行きません。
家内の母（義母）もわたしの母とほぼ同年代で、やはり足
腰が弱ってきています。
近いうちに介護の話が出てくるでしょう。
わたしの息子が独り立ちするまでの十年ほどの間は、小説
よりも奇なりの現実世界をなんとか乗り切ろうと思います。
ご意見、ご感想、お気づきの点などございましたら、気軽
にコメントしてくださいませ。
でわでわ。(^^)/
山笑う。
去年の台風で激害を受けた木立も、新緑で覆われてきました。
その尽きせぬ生命力に、ぜひあやかりたいと思います。
お弁当休暇中なんですが、元号が変わるタイミングで思わ
ぬアクシデントが発生しました。
お弁当休暇が、年単位の長期になるかもしれません。
−＝＊＝−
離れて暮らしている高齢の母は一人暮らしではありますが、
同じマンションに妹夫婦が住んでおり、妹が通って生活の
サポートをしています。
母は、数年前に脳梗塞で倒れました。
脳幹部に起こった非常に危険な梗塞であったにも関わらず、
なんとか日常生活に戻れて心底ほっとしたんですが。
その頃から急激に運動能力が落ちたなあと危惧していまし
た。
それも単なる老化のせいではなく、脳疾患の影響じゃない
かな、と。
パーキンソン病を患った伯母がいるので、なんとなく嫌な
予感がしていたんです。
三月末に様子を見に行った時にはよたよたがひどくなって
いたので、「絶対に無理をしないように」と何度も言い聞
かせてきたんですが。
運動障害だけでなく認知症もかなり進行していて、短期記
憶がほとんど壊滅状態でした。
俊敏に歩けないので遠くには行けないものの、無意識に外
出する、いわゆる徘徊がたびたびあったようです。
帰阪後に妹からその話を聞かされてどうすべかと相談して
いる時に、またもやいつの間にか外に出て転倒。
左膝と左手首を骨折してしまいました。
辛うじて手術は回避できたもののしばらくは絶対安静で、
しかも本人は家に帰るの一点張り。
世話をしている妹も、ケアマネさんと急ぎ今後の方針を話
し合わなければ保たない状況になっています。
わたしは仕事があるので、そうそう帰れません。
その分、妹と密に連絡を取り合って、これから起こりうる
ことに備えていかなければなりません。
記憶を失うのではなく、記憶を返す。白紙に戻していく。
認知症と言いますが、いずれは全てを無に返すんです。
その順番が前後するだけ。
全ての返却が終わった時に、長い間お疲れ様でしたと労い
の言葉で送れるよう、まずは自分の感情の波風を鎮めよう
と思っています。
−＝＊＝−
元号が改まった祝賀ムードに水を差すような話題で、申し
訳ありません。
ですが現実は、さじ加減で落としどころを変えられるフィ
クションのようなわけには行きません。
家内の母（義母）もわたしの母とほぼ同年代で、やはり足
腰が弱ってきています。
近いうちに介護の話が出てくるでしょう。
わたしの息子が独り立ちするまでの十年ほどの間は、小説
よりも奇なりの現実世界をなんとか乗り切ろうと思います。
ご意見、ご感想、お気づきの点などございましたら、気軽
にコメントしてくださいませ。
でわでわ。(^^)/
山笑う。
去年の台風で激害を受けた木立も、新緑で覆われてきました。
その尽きせぬ生命力に、ぜひあやかりたいと思います。
お母さま大変なことになって、、、お見舞い申し上げます。
by saia (2019-05-01 10:29)
身につまされるお話です。私にも間もなく、いや明日にでも起こりうる状態です。家族に迷惑を掛けたくない思いは同じでも意思ではどうにもなりません。ただおろおろとそうなる日が1日でも遅いことを祈るばかりです。お大事にになさってください。
by JUNKO (2019-05-01 13:44)
心中お察しいたします。
by mitu (2019-05-01 16:05)
私もそんな日が来るやも知れません。
そうならずに生きたいと思っていますが…分からないですね。
どうか皆さまお大事になさって下さい。
by ヤッペママ (2019-05-01 21:03)
お母さま 私の母と同じ病気なのね。
お気持ちお察しします。
まわりのみんなもいつまでも元気でいなくてはね
by ゆうみ (2019-05-01 21:42)
爺も頭に痛みが出たりするので脳梗塞は他人事ではないと思ってます。大変でしたね。
by 旅爺さん (2019-05-02 09:50)
＞みなさま
お気遣いいただき、ありがとうございます。
本記事に限り、まとコメにさせていただきますね。
健康優良児の誉れ高き母だったので、まさかという
思いが強いのは確かです。
もっとも、それを一番強く感じているのは母自身で
しょう。
幸い、兄妹でタッグを組んで最良のケアを探ろうと
話し合えたので、今後は密に連絡を取り合って対処
して行きたいと思います。
明日は我が身。わたしも、先々どうなるかわからな
いので、予習のつもりでしっかり学ばなくては。(^^;;
by 水円 岳 (2019-05-02 22:45)
こんにちは＾＾
色々と大変ですね。
私も高齢なので、転ばない様に気をつけていますが...
お母様、お大事になさってください。
by いろは (2019-05-03 16:01)
＞いろはさん
お気遣いありがとうございます。
いつかはと覚悟はしていましたが、やはりいろいろ
出てきてしまいますね。
わたしも、そう遠くない将来たどる道になるでしょう。
今のうちに、しっかり学ぼうと思います。
by 水円 岳 (2019-05-04 00:49)